7月にはいり、梅雨も明けると、早朝には朝顔、そして、夕方にはひそやかな夕顔が咲き始めます。そんな日本の風情を、カードに仕立てましょう。

高等科のペイントですので、ティンタ・パール、ピンタペルラを使います。柔らかな花弁を、パールインクで表現しましょう。

この課題では、竹垣と、夕顔の図案だけが渡されます。2つの原画をアレンジして、カードの図案をご自分で考え、さらに、周りのレースもご自分で!パール・ペイントに加えて、図案作成の作業も、、、なかなか大変な課題です。

私は、一枚のカードに「物語」をこめました。夏の夕方、、、、夕顔が咲き始めたころに、にわかに夕立が激しく降り始めます。窓を閉めた、ガラスに雨粒が流れ、、、、雨に煙った垣根の向こうの夕顔は、白く、その姿もおぼろ・・・・
あまり「和」を主張しすぎない、、、、日本の夏の風情を。
高等科課題
「夕顔のカード」

 

 

 




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